大腸カメラ検査に対するお悩みはありませんか?
大腸カメラ検査を受けるにあたって、多くの方のネックとなるのが「下剤服用」かと思います。
- 下剤の味が不味く、とても飲み切れなかった
- もうあの味は経験したくない
- 2L近くの下剤を飲むのがきつかった
- 大量に水分を摂取することが体質的に難しい
など、大腸カメラ検査を受けたことのある方にとって上記のような思いをされたことはないでしょうか?
また大腸カメラ検査を受けたことのない方においては、下剤服用がネックとなり検査に踏み切れないという方もいるのではないでしょうか?
そんなお悩みを抱える方々には当院の「下剤を飲まない大腸カメラ」を受けていただけます。
当院の「下剤を飲まない大腸カメラ」とは
通常は大腸カメラ検査の前処置として、2Lほどの下剤を飲んでいただき、大腸を綺麗にしてから行うのですが、前述の通り下剤服用が難しい方もいらっしゃるのが現状です。
そこで当院では、「鼻チューブ法」という方法を用いることで「下剤を飲まない大腸カメラ」の実現が可能です。鼻チューブ法とは、鼻からチューブを通し、胃に直接下剤を流す方法です。
2mmほどの微細なチューブを使用し、なおかつ局所麻酔を使用するためチューブを通す際の痛みはほとんど感じませんのでご安心ください。
鼻チューブ法のメリット・デメリット
鼻チューブ法には以下のようなメリットとデメリットがあります。
ぜひ医師とよく相談し、ご希望にあう形で検査を受けていただければと思います。
メリット
- 下剤を口から飲む必要がない
- 下剤の味やにおいを感じにくい
- 大量の水分を摂取できない方でも可能
デメリット
- 院内のみ服用可能である(自宅は✕)
- 局所麻酔に含まれるキシロカインのアレルギーがある方は実施できない
- 検査費用と別途材料費がかかる
検査の流れ
ご予約
大腸カメラ検査を行う際はご予約をお願いいたします。
事前診察
大腸カメラ検査は事前診察が必須です。
検査の一週間前までに事前診察をお願いいたします。
事前診察も予めWEB予約をお取りいただくとスムーズです。
事前診察を終えたら、スタッフから検査説明を受け、この日はご帰宅いただきます。
検査前日
19時までに夕食をお済ませいただきます。検査食もおすすめです。それ以降の食事はせず、水分のみ(水やお茶)摂取可能です。就寝前に下剤を服用していただきます。
検査当日の朝
朝食はとらないでください。内服薬がある場合は起床時に服用していただきます。糖尿病のインスリンやお薬がある場合は、検査当日は中止してください。
ご来院
指定時間にクリニックにご来院いただきましたら、受付にお声がけください。
準備ができましたら、鼻チューブ法による下剤服用を開始いたします。通常の経口からの下剤服用と同様に、下剤服用開始30~60分ほどで排便が始まります。2~3時間ほどで排便がおさまり腸内洗浄が完了いたします。
腸内洗浄が完了しましたら検査
検査室に移動し大腸カメラ検査を行います。大腸カメラ検査は15~30分ほどで終了します。検査時にポリープを発見した場合は医師の判断で切除する場合があります。
検査終了
検査終了後はベッドで1時間ほどお休みいただきます。覚醒したら検査結果をお伝えします。検査終了2時間後から飲食可能です。ポリープ切除をした場合は、検査終了3時間後から飲食ができるようになります。病理検査を行った場合は、診断結果が出る2週間後に再度ご来院ください。
ポリープ切除治療を行った場合は、検査後1週間は激しい運動や飲酒、香辛料などの刺激物の摂取、長風呂、遠方への外出・出張は控えてください。
検査費用
鼻チューブ法による大腸カメラ検査は、通常の検査と基本的には同じ料金体系です。 ただし鼻チューブ法で使用する材料費(3,300円)がかかりますので、予めご了承ください。 あくまでも検査費用は参考ですので、価格は変動することがあります。
1割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|
大腸カメラ検査のみ | 約2,000円程度 | 約6,000円程度 |
大腸カメラ+病理組織検査 | 約3,000~5,500円程度 | 約9,000~16,500円程度 |
日帰り大腸ポリープ切除 | 約5,000~9,000円程度 | 約15,000~27,000円程度 |