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大腸カメラ検査の費用について

大腸カメラ検査っていくらかかるの?

大腸カメラ検査は、健康診断や病気の早期発見に欠かせない検査方法ですが、その検査費用において不安を感じる方も多いのではないでしょうか。実際に大腸カメラ検査には、様々な費用がかかってきます。こちらの記事では、大腸カメラ検査に関しての費用について詳しく解説していきます。


目次

1. 大腸カメラ検査の費用

 1-1. 大腸カメラ検査の重要性

 1-2. 当院の大腸カメラ検査は辛くない!

 1-3. 大腸カメラ検査の費用・ポリープ切除にかかる費用

  1-3-1. 大腸カメラ検査 保険適用後の費用はいくら?

 1-4. まとめ



1. 大腸カメラ検査の費用

1-1. 大腸カメラ検査の重要性

大腸カメラ検査の費用について言及する前に、まず大腸カメラ検査を受けていただくことの重要性についてご紹介します。

大腸カメラ検査とは、正式には「下部消化管内視鏡検査」と呼び、大腸内視鏡という先端にカメラが付いたチューブを、おしりから挿入して疾患を映像で確認する検査です。この検査では、大腸の疾患を発見することができ、大腸がんのリスクやその他病変の有無を確認することが可能です。大腸がんの罹患数は男性だけで87,872例、女性は67,753例あり、死亡数は男性だけで27,718人、女性は24,070人います(※)。死亡数は罹患数より増加率が低い傾向にありますが、これは、大腸カメラ検査を早期に受け、大腸がんを早期発見ができたことによる推移であると言えます。

※出典:「全国がん登録羅患データ」国立がん研究センター


1-2. 当院の大腸カメラ検査は辛くない!

当院の大腸カメラ検査は、下記のように、患者様に快適に検査を受けて頂く環境をご用意しています。

<鎮痛剤・鎮静剤を使用した検査>

当クリニックでは、患者様の苦痛や不快感を最小限に抑えるために、積極的に鎮静剤を用いて検査を行っております。内視鏡検査による不快感などが苦手な方も、眠った状態で検査を受けられるのでお勧めです。内視鏡検査に不安のある方は、どうぞ当クリニックまでお気軽にご相談ください。

 

<下剤を飲まない大腸カメラ検査実施>

当院では、大腸カメラ検査を受けるうえで必須となる下剤の服用を楽にできるような工夫を行っております。「鼻チューブ法」という方法を用いることで「下剤を飲まない大腸カメラ」の実現が可能です。下剤の「味」を感じないので快適です。

 

<無送気軸保持短縮法>

大腸の形状は人それぞれ異なるため、カメラが挿入される際に大腸が大きく引き伸ばされて苦痛が生じてしまいます。当クリニックでは、無送気軸保持短縮法によって大腸カメラ検査特有の不快感や苦痛を軽減しています。患者様の苦痛や痛みを最小限に抑えるために、挿入方法を使い分けるなど丁寧に検査を行っております。

 

<お腹のハリを抑える二酸化炭素送気>

大腸カメラ検査では、空気を送りながら伸ばしたひだを観察します。そのため、送気によって起こる膨満感や圧迫感などで、検査後も患者様にとっては苦痛が生じていました。当クリニックでは、空気よりも生体吸収に優れた二酸化炭素を用いて検査を行うことで、検査後の患者さんの苦痛を最小限に抑えています。

 

<検査終了後は寝たままリカバリールームに移動>

検査が終わったら、ストレッチャーで寝たままリカバリールームに移動できます。鎮静剤が完全に抜けるまで、ゆっくりお休みください。


1-3. 大腸カメラ検査の費用・ポリープ切除にかかる費用

1-3-1. 大腸カメラ検査の費用はいくら?

<自費診療のケース>

健康診断など、ご自身や所属する会社などで定期的に受診する義務があるような検査や、人間ドックがこの自費診療に該当します。お値段は18,000円となります。

大腸癌は気になるけど、大腸カメラ検査の費用は高いなという方は、まずは自治体や企業が実施している大腸がん検診を受診し、保険診療で検査するのがおすすめです。

 

<保険診療のケース>

腹痛・腹部の張り・血便・痔・下痢・便秘など、なんらかの腹部症状がある場合、医師が大腸カメラ検査が必要と判断された場合や、自治体の大腸がん検診等で要精密検査となった場合は保険適用となります。

保険適用となる場合の自己負担額は1〜3割です。

下記の表に具体的な金額を記載していますが、観察だけでなく、疾患の疑いがあると判断され組織検査を行った場合は病理組織検査費用(部位や個数で変動あり)が必要になり、さらにポリープが発見された場合は切除する手術費用が必要になります。


医療保険における適用割合】

原則的には、かかった検査費の3割が自己負担となります。ただし、下記に該当する方は保険適用の割合に差が生じます。

・ 70歳 ~ 75歳未満の被保険者は3割負担

・ 75歳以上の後期高齢者医療制度の被保険者は所得に応じて1割・3割負担


1-3-2. 当院の大腸カメラ検査の費用

当院の大腸カメラ検査の費用は下記の表の通りとなります。

  1割負担 3割負担
大腸カメラ検査のみ

約2,000円程度

約6,000円程度

大腸カメラ検査+病理組織検査

約3,000~5,500円程度 約9,000~16,500円程度

日帰り大腸ポリープ切除

約6,500~9,000円程度 約19,500~27,000円程度

※病理組織検査:がんの疑いがある病変や炎症があった場合、組織を採取して行う顕微鏡検査であり、検査する部位の数によって費用が変わります。

まずは保険証をご持参の上、お気軽に受診してください。

 

1-4. まとめ

本記事では、大腸カメラ検査の費用についてご紹介しました。

まとめると、

自費負担の場合(医師の診断や健診で要精密検査と判断されていない方が該当されます)

 18,000円

 

保険適用の場合(医師の診断や健診で要精密検査と判断された方が該当されます)

 ・ 大腸カメラ検査のみ

 1割負担 → 2,000円程度

 3割負担 → 6,000円程度

 ・ 大腸カメラ検査+病理組織検査

 1割負担 → 3,000円 ~ 5,500円程度

 3割負担 → 9,000円 ~ 16,500円程度

 ・ 日帰り大腸ポリープ切除

 1割負担 → 6,500円 ~ 9,000円程度

 3割負担 → 19,500円 ~ 27,000円程度

 

以上が「大腸カメラ検査っていくらかかるの?」についてでした。

こちらの記事によって大腸カメラ検査の費用のご参考にして頂けたら幸いです。

 

当院の大腸カメラ検査を受けることをご検討されている方は下記よりご確認頂けます。

https://www.soen-naika.com/colon/#a03

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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